私たちの生活に生きる職人の技
【地域彩生ネットワーク会員のご紹介:田中仏像工房】
南九州市川辺町にある「田中仏像工房」をご紹介します。
川辺町は、昔から仏教が盛んな土地で、清水磨崖仏(まがいぶつ)があり、塗り仏壇の産地でもあります。
川辺仏壇は、①木地(きじ)、②宮殿(くうでん)、③彫刻、④金具、⑤蒔絵(まきえ)、⑥塗装、⑦仕上げ(金箔押し・組み立て)という7つの工程をそれぞれの職人さんが担当し、完成します。
田中さんはその中の「彫刻」をする仏師・彫刻師さんです。
プロの彫刻師さんの仕事姿を生で見せていただきました。
洋風の家や仏間がない家が増え、昔ほどは仏壇が売れなくなっているようですが、このように完成品の一つひとつが、7つの工程の職人の手によって大切に生み出されていることを知ると、やはり「国産のお仏壇」で故人を偲びたいと思ったりしたのでした…。
田中仏像工房では、日常使いできるレザーネックレスや根付けなども作っておられます。
私のお気に入りはフクロウさんです。このまぁーるいフォルムがたまりません。
皆さんもぜひ一度、「田中仏像工房」をはじめ7つの工程を見学してみてはいかがでしょうか。
詳しくは当社にお問い合わせください。