初めて小規模事業者持続化補助金に申請してみようとお考えの方へ

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今日は「小規模事業者持続化補助金」についてのブログをお届けします。
4月14日に平成28年度第2次補正予算<追加公募分>の公募が開始されましたので、申請をお考えの方はぜひ一度、目を通してみてくださいね!

小規模事業者持続化補助金」は、補助額は少額ながら、補助対象費目が多岐にわたっているため人気があり、競争率が高い補助金です。

<小規模事業者持続化補助金 特徴>

補助率は補助対象経費の2/3以内で、補助額の上限は50万円です。
(例えば、補助対象経費の総額が75万円以上の場合、50万円が補助されます。)

◎補助対象となる経費は、
①機械装置等費、②広報費、③展示会等出展費、④旅費 ⑤開発費
⑥資料購入費、⑦雑役務費、⑧借料、⑨専門家謝金 ⑩専門家旅費
⑪車両購入費(買物弱者対策事業の場合のみ)、⑫委託費、⑬外注費 です。

◎対象となる取組の例としては、
⇒経営計画に基づき、商工会や商工会議所の支援を受けながら実施する販路開拓等のための事業。あるいは、販路開拓等とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための事業。
とされており、
①新たな顧客層の取り込みを狙った広告宣伝
(チラシの作製・送付、マスメディアやウェブサイトでの広告)
②幅広い年代層の集客を図るための店舗の改装・改修
③新たな販路を求めた、国内外の商談会・展示会への出展(出展料、旅費)
④新たな市場を狙って、商品パッケージや包装紙のデザインを一新
⑤ホームページの開設やネット販売システムの構築、業務効率化のための管理システムの導入(ITの利活用)
⑥業務改善のための専門家への謝金・旅費
等があります。

◎「商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成すること」になっておりますので、商工会や商工会議所を経由して申請する必要があります。
※商工会・商工会議所の会員・非会員を問わず応募できます。

◎27年度補正の小規模事業者持続化補助金の全国採択者数は約14,500件で、採択率は30数%とのことです。

◎小規模事業者の事業の持続的発展を後押しするための補助金ですので、創業したばかりの事業者は採択されにくいようです。

◎最近の傾向では、「ホームページの開設」や「ネット販売システムの構築」という事業申請が増えており、「ITの利活用」という計画だけでは採択されにくくなってきているようです。

ちなみに・・・
4月14日に公募が開始された平成28年度第2次補正予算<追加公募分>の特徴は下記のとおりですので、参考にしてください。(^^)

◎今回の追加公募においては、「小規模事業者の事業承継に向けた早期・計画的な取組を後押しするため、代表者が60歳以上である場合には以下の『事業承継診断票』を提出していただくとともに、後継者候補が中心となって取り組む事業を重点的に支援します。」となっております。

◎今回の追加公募においては、補助上限額100万円への引き上げは実施せず、例外的に車両購入費が補助対象経費として認められる「買物弱者対策の取組」についても、補助上限額50万円として実施されます。

少しでも小規模事業者持続化補助金への申請をお考えの方のお役に立てれば幸いです。

最後に・・・
先ほど最近の小規模事業者持続化補助金の傾向として「ITの利活用」という計画だけでは採択されにくくなってきていると書きましたが、
「ITの利活用」を計画しておられる方は、今年1月に開始された
「IT導入補助金」を検討してみてはいかがでしょうか!(^^)!
※2次交付申請は3月31日~6月30日
※補助率2/3以内、補助額20万円~100万円
となっているようです。ご参考まで♪

次回は、ものづくり補助金について書く予定です。
お楽しみに♪

地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

地域彩生ロゴマーク

See you.