本当のプロの料理人は腕組みをせずに笑顔で迎えてくれるので、とてもおいしく食事ができます

今日は、「おいしいラーメン屋の店主は、みんな腕組みをしている」という偏見が払拭されて、これからも大好きなラーメンを気持ちよく食べられるのでよかったと思えた最近の体験をご紹介します。

庶民の食べ物であるラーメンが大好きで、TVや雑誌で紹介されたお店をよく訪ねます。
でも、TVや雑誌のディレクターからの要望かもしれませんが、店主が腕組みをしている映像を見ると、「俺のラーメンを食え!」と言われてるような気がして、一気に食欲がなくなり、行く気が失せてしまうこともあります。

先日、ある飲食店の経営者や幹部の方々と話をすることになり、事前に確認したホームページの写真はどれも「いらっしゃいませ」という笑顔で、当日は安心してお店に向かいました。
実際にお会いしてみると、写真の笑顔に偽りはなく、当然、腕組みなどはせずに熱心にメモを取りながら聞いてくださいました。

帰りは全員そろってお見送りくださり、このお店ではこれからも変わらずにおいしく食事ができると思い、とても嬉しい気持ちで帰ってきました。

ドキュメント番組が好きで、NHKの「プロフェッショナル」という番組をよく観ます。

先日の「ラーメン店主 竹井和之」さんの特集は、“その一杯に、情熱はあるか”というサブタイトルから「とても頑固で腕組みをしているラーメン店主」を想像していたのですが、うれしい期待外れ。

仕込みの時間は「先代に対する顧客の評価に追いつけ、追い越せ」と、
“みそ汁のように毎日食べても飽きないラーメン” “お客をうならせる究極の一杯”に
情熱を注ぐ “ぶっきらぼうだが、人なつっこい笑顔”(ナレーション引用)で、
取材クルーにも饒舌に語っておられました。

開店時間になると自ら入口の扉を開けて、評判を聞いて全国から訪ねて来るお客様を笑顔で迎えて一人ひとりに目を配り、おばあちゃんには少し薄味にする心配りもバッチリ。

ミシュラン一つ星を獲得したそば職人や大手ラーメンチェーン創業者も通って来るようで、ほとんどのお客様がスープまで飲み干し、とても満足した笑顔で「ありがとう」と言って帰っていかれます。

福島県は遠くて行けないけど、「行ってみたい」と思わせるお店でした。

番組のエンディングに暖簾の前で写真を撮るときも、決して腕組みなどせず、お腹の前で両手を重ねて、店主も従業員の皆さんも満面の笑みです。(NHKのTV画像を拝借)

私はこれからも鹿児島で新しいお店を発掘しながら、結局、大好きなラーメンを気持ちよく食べられるお店をリピートするのだろうと思います。

地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

次回をお楽しみに♪

See you.