ありがたく命をいただきました (*^_^*)
今日は、動植物の命に感謝する気持ちがなければ、「おいしい」と感じることもできないのだと思える体験をしたことをご紹介いたします。
指宿にある妻の実家で夕食の準備をしていると、両親の知り合いが船釣りの帰りに立ち寄り、釣り上げたばかりの魚を届けてくださいました。
「あっ、生きてる!」と、思わず動画を撮ってしまいました。
一瞬「かわいそう」とは思いましたが、「おいしそう」とは思わない。
すぐに母が捌いて刺身にして、思わず「コリコリしておいしい!」(^_^)v
ピクピクッと動く魚の映像が浮かびましたが、さっきまで生きていたのをこの目で見たからこそ、「新鮮でおいしい」ことが倍増したのだと思います。
学生時代、西本願寺の仏教青年会に所属し、「人は生かされ、殺生をせねば生きていけない」というお説教をいただきました。そして「み仏と皆さまのお蔭により、このご馳走を恵まれました。深くご恩を喜び、ありがたくいただきます」と「食前のことば」を述べました。
人間は生きるために魚を獲り、家畜を飼育し、米や野菜を栽培します。
若いころは「人は殺生しなければ生きていけない」というのは「人間の勝手な都合に合わせた後付けのことば」だと思っていましたが、今は「動植物の命の価値に感謝する」気持ちがなければ、「おいしい」と感じることもできないのだと思うようになりました。
魚や家畜は「人間の勝手な言い分だ!」と言うかもしれませんが…。
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.