伝統の技術とノウハウを大切に受け継いでいきたいものです(*^_^*)
今日は、最近増えてきた「後継者問題」のご相談について考えてみたのでご紹介いたします。
事業者の方々とお話をしていると、売上がなかなか伸びないという悩みのほか、最近では「後継者がいない」というご相談も多くなってきております。
全国的に「人手不足、人材不足、後継者不足」であることは以前から新聞・テレビ・ネット等で見聞きしておりますが、特に個人事業者を含む小規模事業者においては家族や親せきに後継予定者がいないという悩みは深刻な問題で、そのことが仕事に対するモチベーションを維持できない大きな要因にもなっているようです。
最近、「中小企業の2025年問題」とか「大廃業時代」という見出しをよく目にします。戦後に創業して日本の産業競争力を支えてきた中小企業の高齢化が進み、2025年には中小企業の経営者の約6割が70歳を超えることになり、このうち約半数の事業者の後継者が未定だということのようです。
優れた技術やノウハウを有し、また、黒字経営でありながらも会社を畳まざるを得ないケースが増えてくるのだそうです。
以前は「企業買収」という言葉に対してマイナスのイメージしか持っておりませんでしたが、最近では、企業や業界の再編成の目的で「M & A」(合併・買収)が行われ、傾きかけた事業者が救済されるとともに独自性や伝統を残しながら競争力が強化され、企業価値も高まっているようです。
また、幸い血縁者が事業承継する場合でも、先代のやり方・考え方をそのまま引き継ぐのではなく、次代の顧客ニーズに合わせた商品開発や販売促進の方法により売上が回復し、スムーズに承継が進んでいくようです。
事業承継を支援するための国の補助金も整備されてきております。
私も、ネットワークと多くの情報をコーディネートして、事業者の皆様のスムーズな事業承継のお手伝いができるよう努めてまいります。
お気軽にご相談ください。
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.