こだわりの「知覧紅茶」が、じわじわと拡がってきています!
新型コロナウイルスの感染が拡大し、ついに政府が、全国すべての小中学校や高校などに本日から春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する事態となってしまいました。
新型コロナウイルスや例年流行するインフルエンザへの感染を防ぐために私は、外出するときは必ずマスクをし、帰ってきたら専用の泡せっけんで手を洗い、また、うがい薬で5~6回うがいをしています。
加えてもうひとつ、緑茶のカテキンや紅茶のポリフェノールにはインフルエンザを予防する効果があるという民間療法を思い出し、急須を引っ張り出して飲んでいます。
できるだけ早くウイルスが終息し、ティッシュペーパー・トイレットペーパーが不足しているというデマが収束することを願っております。
ということで今日は、南九州市知覧町の(株)知覧心茶堂(※1)の「知覧紅茶」をご紹介いたします。
代表の東垂水良世(ひがしたるみず よしつぐ)さんはお茶農家の三代目です。
大手飲料メーカーのペット茶は、スーパー、コンビニ、自動販売機ですぐに買えますが、急須で淹れる昔ながらの飲み方が減り、
茶葉の需要が減ってきたため、2014年、東垂水さんは紅茶専用工場を新設して本格的に紅茶の製造と販売に取り組み始めました。
緑茶用の茶葉を紅茶に使う工場もあるようですが、知覧心茶堂では、肥料や農薬を使用しない紅茶専用の茶畑で、紅茶に適した「べにふうき」という品種の茶葉を栽培しており、2018年、紅茶では日本初の国際規格「GLOBALG.A.P. (グローバルギャップ)」の認証を取得しました。香港や台湾、シンガポール、米国などへの販路拡大も検討しておられます。
紅茶の飲み方は、ミルクやレモンを入れたり、また、ホットやアイスなど様々ですが、知覧心茶堂では“ Heart pekoe ”というオリジナルブランドで、茶葉本来の自然の香りを味わえるよう工夫して仕上げています。
10日ほど前の「天文館まちの駅 ゆめりあ」での試飲販売では、「カテキンを吸収したいときは熱いお湯で淹れて!」とか、「水出し紅茶はカテキンが少なく、ぐっすり眠れる」などの説明を聞き、知覧茶のことさえも知らない県外の若い方や海外からの観光客が試飲して買い求めていました。
東垂水社長は、以前は全国の百貨店での鹿児島物産展に出展して「知覧の緑茶」を宣伝販売しておられましたが、自社ブランド
“ Heart pekoe ”を立ち上げてからは、お茶の愛好家が買い物をする全国のお店などで「手づくり紅茶の作り方」や「おいしい紅茶の淹れ方・味わい方」のワークショップを開催し、「知覧紅茶(GABA発酵茶)」を宣伝販売しておられます。
このようなアナログの活動と併せて、デジタルでの広報活動にもしっかり取り組んでおられます。その効果があって、ホームページやSNSの投稿を見たマスコミや業務筋からの問い合わせが増え、また、わざわざ南九州市知覧町の工場まで訪ねてくる個人のお客様もおられると、とても喜んでおられます。
知覧が“ 緑茶と紅茶のメッカ ”として知れわたるのも間近かもしれません。
・(※1)知覧心茶堂
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪ See you.