おいしいお菓子を作る技術と、お客様に喜んでいただくための工夫が、「パティスリー モンブラン」の売上を伸ばしています!(*^_^*)
「暑さ寒さも彼岸まで」とはまさに「言い得て妙」で、彼岸明けの今日、鹿児島は暖かい一日でした。
とはいうものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自粛ムードが続いており、テレビやネットでは、飲食店がテイクアウトメニューを増やして売上向上に頑張っている様子が報道されています。できるだけ早く終息することを願っております。
今日は出水市役所の真向かいにある、創業50有余年の洋菓子の老舗「パティスリー モンブラン」をご紹介します。
お店の名前にもなっている「モンブラン」「いちごショート」などのケーキや「パンナコッタ・プリン」などの生菓子のほか、
「フィナンシェ」「クッキー」などの焼き菓子まで、バラエティゆたかに並んでいます。
また、「半熟チーズケーキ」は、ふるさと納税返礼品で人気急上昇中の商品です。
親子三代にわたって、バースデーケーキやクリスマスケーキを買い続けているお客様もたくさんおられるようです。
ウエディングや米寿祝いなど晴れのイベントには、お客様のご要望に沿って華やかにデコレートし、とても喜ばれています。
ここは、2代目オーナーの荒田寿さんを中心とするパティシエたちの腕の見せどころです。
記念日や誕生日には、お子様が好きなキャラクターのイラスト、また、誕生日や記念日を迎える人の写真を持ち込み、オリジナルのデザインでデコレートしたケーキで祝うのが、モンブランのお客様にとって恒例の楽しみ方になってきているようです。
ここでは、営業・デザイン・宣伝を担当するオーナーパティシエの妻・敬恵さんの出番です。
「鶴の舞」は20年ほど前、初代オーナーシェフが、「日本一の鶴の飛来地出水に優雅に舞い降りる鶴」をイメージして開発した
銘菓です。
出水産の生姜を使い、ふんわりサクッとした食感の生地にまろやかでさわやかな風味のクリームがマッチしてとてもおいしく、
「出水のおみやげ」として長年にわたり愛され続けている人気商品です。
昨年9月、「生姜」フレーバーに「出水みかん」と「出水緑茶」の二つのフレーバーが新たに加わりました。
父に負けじとばかりに二代目オーナーパティシエ夫妻が、「これまでにない新しい食感で、シックでおしゃれな鹿児島の新しいおみやげを!」という思いで開発したのが「桜島ロシェ」です。
ロシェとはフランス語で「岩」という意味らしく、鹿児島のシンボルである「桜島」を模した形に焼き上げてあります。
「できるだけ鹿児島県産の素材にこだわりたい」ということで、桜島小みかんの加工を手掛ける「さくらじま旬彩館」を紹介したところ、ちゃんと現地まで出かけて商談をし、意気投合して出来上がったのが「桜島小みかん風味の桜島ロシェ」です。
「桜島ロシェ」には、一番売れ筋の「桜島小みかん」をはじめ「胡麻」「抹茶」「黒糖」の4種類の風味があります。
「桜島ロシェ」に改善を加え、前年は入賞が叶わなかった「かごしまの新特産品コンクール」の「観光土産品の部」に再度エントリーし、2018年にはみごと「鹿児島県観光連盟会長賞」を受賞しました。
狙い通りに「鹿児島の新しい土産品」として評価されたのです。
その後も意欲的にコンクールに出品し続けておられます。
「鹿児島の新しい土産品」というコンセプトが功を奏して、今では「桜島ミュージアムショップ」や「かごしまブランドショップ」でも売っていただけるようになりました。
営業・デザイン・宣伝担当の敬恵さんは、出水で開催されるマルシェに出店して地元での新規顧客を開拓したり、FacebookやInstagramに投稿して情報を発信するなど、アナログとデジタルの両方のツールを活用して宣伝販売に取り組んでいます。
その効果もあって地元のテレビ局や雑誌社の取材が増え、経費をかけずに露出度を高め、また、出水市内だけではなく鹿児島県内での認知度を高めてきています。
その集客効果と売上効果は、日持ちする焼き菓子だけでなくケーキなどの生菓子にも及んでいることが、お持ち帰り用の保冷剤の
使用量が増えていることでもわかります。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、外食は自粛ムードが続いていますが、ご自宅での「卒業祝い」「入学祝い」「就職祝い」などをオリジナルデザインのデコレーションケーキでお祝いすると、少しでも心が晴れやかになり、また、心に残って「インスタ映え」するお祝いになるのではないでしょうか。
・(※1)パティスリー モンブラン
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.