今こそ「おいしい飲食店の味」をご自宅で味わっていただくための取組を始ましょう!
一週間前、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発出され、休業要請の対象になっていない鹿児島県においても、いわゆる「三密」の犠牲となってしまった形で、飲食店で「外食」する客数が激減しています。
人件費や光熱費を削減するために「休業」するお店や、せめて固定費の日割り分だけは稼がなければと営業してはいるものの「開店休業」状態のお店もあるようです。
また、急きょ、これまでやったことのない「テイクアウト」や「デリバリー」を始めたお店もあるようで、特に、「焼きたて、揚げたての料理は熱いうちに、お刺身は新鮮なうちにおいしく食べてもらう」ことを信条とする飲食店にとっては、苦渋の決断であっただろうと推測いたします。
いっぽう、以前からテイクアウトに対応していた飲食店もあります。そういうお店の「店内での飲食」と「テイクアウト」の売上がどのように推移しているかはわかりませんが、おそらくその割合は変わっただろうと思います。
テレビの報道番組で、会社が助成してくれる「オンライン飲み会」の楽しそうな様子や、バラエティ番組で「伝説の家政婦 志麻さん」が自宅で作ってくれる料理の一つひとつに感動しているセレブタレントの様子を観ていると、「食」の楽しみ方が変わってくるだろうと予測しています。
ネットで検索すると、働く女性が増え、また、コンビニが社会に定着した1980年代ごろから、総菜やお弁当など調理済みの食品を自宅で食べる「中食」(なかしょく)という言葉が登場したようです。
生活者・需要者のニーズやライフスタイルの変化に、供給者としての飲食業・製造業・小売業が商品の形状やサービスの提供形態を合わせた結果が「中食」であり、ブランド力の高い「デパ地下」で有名飲食店の総菜やお弁当を買い、家族そろって、もしくは一人でテレビを観ながら食べるという「贅沢」の仕方がトレンドとしてテレビで報道されていたことを思い出します。
「中食」が流行りだした三十数年前に比べて、コンビニやスーパーの総菜やお弁当は進化を遂げ、有名飲食店と遜色がないほどの味や見た目になってきています。また、冷凍食品は容器ごと「チン」して、おいしく食べられるまでに仕上がっています。
一月ほど前、世間の自粛ムードに合わせて、「廻る寿司めっけもん」(※1)をテイクアウトしました。これまでは質より量を優先して、いわゆる「回る百均寿司屋(仮名)」の店内で食べたことはありましたが、知り合いの評価やGoogleのクチコミを参考にして、「せっかくだから、おいしいものを食べよう!」ということになり、2日前に電話予約をして取りに行きました。
公式ホームページには、写真付きでテイクアウトメニューのネタまで細かく書いてあるので安心して注文できます。
こちらの第一希望時間は先客が多かったようで、30分ずらして取りに行きましたが、それでもテイクアウト用の寿司桶がたくさん並んでいました。
さすがに飲食店だけあって、予約時の電話の対応や取りに行ったときの言葉遣い、また、キャッシュレス精算から帰り際のエスコートまでがスムーズで、とても気持ちよくテイクアウトすることができました。
もちろんお寿司そのものも、とてもおいしかったです。すし酢の加減もよく、ネタは大きく、乗っけただけでなくちゃんと握ってありました。(#^.^#)
プラスティック容器も他店のようにペコペコではなく、リユースできるほどしっかりした寿司桶です。
一人前1,000円弱の「お手頃寿司」に満足した我が家は、その三週間後には一人前1,500円弱の「上握り」にランクアップしてリピートしました。そして大満足!!
新型コロナウイスルが終息して自粛ムードから解き放たれた後でも、おそらく我が家では、お祝い事や記念日には「めっけもん」をテイクアウトするだろうと思います。さらに「特上握り」にランクアップできるかどうかは家族会議で決めます。(;^ω^)
我が家では、これからも第二、第三の「めっけもの」を探し当てるため「ググって」しまうでしょうから、鹿児島県のおいしい飲食店のテイクアウトメニューがたくさんヒットすることを願っております。(*^^)v
併せて、そのためのご相談もお待ちしております。ヽ(^o^)丿
(※1)めっけもん
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.