お客様が「ステイホーム」している今こそ、「ダイレクト・コミュニケーション」に力を注ぐ「種子島のおいも屋さん」のお話です!


新型コロナウイルス特別措置法に基づく全国への緊急事態宣言が5月31日まで延長されることが決定しました。

ゴールデンウイーク明けには少しずつでも経済活動が再開できるのではないかという期待もかなわず、製造業・卸売業・小売業・飲食業・観光業のほか、教育現場や日常生活にいたるすべての活動が停滞したままで、極めて厳しい状況が続くことになります。


「ステイホーム」を強く要請され、仕事ばかりか買い物にも出づらくなったので、必然的にテレビを観る時間が長くなってしまいました。

テレビのグルメ番組や地方の食材を紹介する番組を観ると、新しいロケや取材ができない期間が延びてしまったため、そのまま再放送したり、また、「お取り寄せ特集」に編集しなおして放送するスタイルが増えているようです。

これまでインターネットのショッピングサイトやテレビショッピングを観なかった人も「お取り寄せ特集」を観るようになり、また、この「お取り寄せ特集」で紹介されたことで、いわゆる「特需」となって、実店舗の売り上げ減少の一部をカバーしている商品があるようです。


今日は、以前から「お取り寄せ」に取り組み、お客様とコミュニケーションをとり続けている種子島の(有)ふじた農産(※1)を紹介いたします。

ふじた農産の商品は、「種子島産安納芋 焼いもっ娘(冷凍焼芋)」、「石蔵熟成の安納芋(青果)」、「安納芋 焼きいもペースト(冷凍)」の三種類です。

そのこだわりと特徴は、一年半前に整備した自社ホームページに掲載されていますが、ここで少し紹介いたします。


安納芋は、安納地区を発祥とし、今では種子島全島で作られている特産物です。

種子島は隆起性の島でミネラル分を多く含み、甘くておいしいさつま芋を作るのに適した土壌ですので、ここで育てられた安納芋は糖度が高く、焼くと「しっとり」した食感になります。


ふじた農産では、「芋づくり」、「熟成」、「焼き」の三つの工程にこだわり、お客様に安心して笑顔で召し上がっていただける商品を提供しています。

①【ベテランの技による、安全・安心の芋づくり】

  栽培方法や収穫後の品質管理が難しいと言われる安納芋を、芋づくりの名人“西田春樹氏”が、有機肥料を主に使用し、減農薬で安全にこだわり、味はもちろん、安心して召し上がっていただけるよう、丹精込めて育てています。


②【甘さに違い!石蔵貯蔵で熟成】

  収穫したての芋を、数日間特別な環境におき、貯蔵に強い芋へと状態を整えます。そして、保存に適した温度・湿度を安定的に保つ石蔵にて約2か月間長期貯蔵。さらに甘みのあるおいしい芋へと熟成されます。


③【桜島溶岩プレートでじっくり炭火焼き】

  熟成した安納芋を炭火でじっくり2時間かけて焼き上げます。窯の中に敷き詰めた桜島溶岩プレートによる遠赤外線効果と熟練の勘により、ムラなく芯までしっとりと焼きあがり、表面はじわっと密がしみ出してきます。

「焼いもっ娘」は、この蜜もそのまま封じ込めてお届けしています。



ふじた農産では、「お取り寄せ」需要が高まりつつあるこのタイミングで、数百名の顧客に向けた割引キャンペーンを打ち、SNSで発信するとともにDMハガキを発送したところ、いつも以上の戻り件数があり、また、一人当たりの注文数もいつもより多かったようです。



「これから暑くなるのに、焼きいも?」と思われるかもしれませんが、安納芋はホクホクではなく「しっとり」としており、

「焼いもっ娘(やきいもっこ)」は「電子レンジでチンして温めるだけ!」で、または「自然解凍でシャリシャリ!」とスイーツとして、季節を問わず手軽に食べられる商品です。



かねてから、赤ちゃんの離乳食や高齢者の栄養補給食品として、幅広い年齢の顧客層から「お取り寄せ」注文が多い商品ではありますが、「割引という特典付きのDM」を発送したことで、買い物に行けなくて困っていたお客様の「顧客ごころ」を喚起できた成果であろうと思います。


ふじた農産では、業務店への卸売りや、小売店のPB商品の製造もしております。

当然ながらエンドユーザーに直接買ってもらうほうが利益率がよく、その分を「特典」として顧客に還元することで注文の頻度や数量がさらに増え、結果として売り上げと利益が拡大していくことにつながります。


最近になって、久しぶりに「ニューノーマル(新常態)」という言葉を聞くようになりました。

「日常が非日常へ」、そして「非日常が日常へ」と変わっていくでしょう。

また、新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言が延長された状況下では、これまで「奢侈品(しゃしひん)」であったものが、「必需品」となっていくであろうと推測しております。


今の「お取り寄せ」需要を単なる「特需」に終わらせず、これから大きく変わっていくであろうマーケットの形態に見込みを立てて、「もう一つのビジネスモデル」の構築と実行に取り組むべきかと思います。

(※1)ふじた農産

地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

次回をお楽しみに♪

See you.