「生活の質」や「サービスの質」を優先し、大きなスイッチングコストをかけずに「新しい生活様式」に移行しましょう。!(^^)!
我が家で22年間使い続けてきた「旧型コロナ給湯器」が、先月、とうとう壊れてしまいました。
浴槽にお湯を張ろうと点火すると、近所にもわかるほど「ゴーー!」という大きな音がするようになり、メーカー専属のアフターサービスの方に来ていただきました。その方は、「新型コロナウイルスが拡がっているので、(風評被害が)大変です!」と、マスクの奥で苦笑いをしておられました。(;^ω^)
「寿命ですねー。メーカーに問い合わせてみましたが、20年以上も前の製品なので、部品の在庫もないようです。」と言われてしまいました。”(-“”-)”
22年前のガソリンや灯油の値段は今ほど高くなかったので、我が家のエネルギー源は、電気とガスに加えて、風呂や台所のお湯は灯油で沸かすことにして、設置してもらったのが「CORONA給湯器」です。
7~8年前、故障して部品を交換してもらったときはガソリンや灯油の値段も高くなっていたので、オール電化にしてエコキュートを設置することも考えましたが、資金が全く足りずに諦めました。また、「寒い冬の朝は、ガスレンジにやかんをかけてお湯を沸かすほうが部屋も温まるので、ガスのほうがいい」という妻の意見に納得したのが、オール電化にしなかった一番の理由です。
10年ほど前は、再生可能エネルギーを供給する会社のチラシが郵便受けにたくさん入っていました。
また、私が住む星ヶ峯ニュータウンが造成・開発された40数年前から当地に事務所を置いてガスを供給しているコーアガスの営業マンが、「ガスと電気をセットで契約するとトータル価格が安くなる」と説明してくれたので、3年前、「コーアガスでんきプラン」に変更しました。
今回、灯油燃料の給湯器の不具合を相談したときもすぐに駆けつけてくださり、また、「いつでもご連絡ください」と言って携帯電話の番号を教えてもらえたことに安心して、ガス給湯器に買い換えました。
灯油とガスではどちらが燃費が良いかは計算しませんでしたが、これからは4つの灯油缶を持って車で買いに行く必要もなく、また、「メーカー保証期間」が過ぎても、近所にいて、いつでも嫌がらずに来てもらえるという安心感のほうを優先して決めました。
我が家では数年前から、家電製品は「あなたの街の電器屋さん“セブンプラザ”」で購入することにしています。
購入価格は家電量販店のほうが少し安いかもしれませんが、故障したときや買い替えの相談をしたいときにすぐに駆けつけて、気持ちよく対応してもらえるので、ストレスを感じません。
数年前の「街の電器屋さん」への切り替えや、今回の給湯器の買い替えも、大きなスイッチングコストをかけずに移行できました。
むしろ、それまで抱えていたストレスを解消できた喜びのほうがとても大きいように思います。ヽ(^o^)丿
電気・ガス・水道・灯油などのエネルギー源の料金が、今後、継続的に値下げされることは期待できません。そういう中で、鹿児島市水道局から「6~9月分の上下水道の基本料金を免除します」というお知らせがありました。とてもありがたいことです。<m(__)m>
日本の自然環境や世界のエネルギー資源の状況も変化し続けており、また、コロナ禍の中で「新しい生活様式」が唱えられています。折に触れて見直し、変化に対応していく必要があると思っていたので、今回の我が家の「灯油燃料給湯器」が寿命を迎えたことは、ネット情報を含めた「新しいライフラインのあり方」について考える、とてもよい機会となりました。
また、できるだけストレスを抱えずに生活し、ビジネスを継続するには、「量」より「生活の質」や「サービスの質」を優先して取捨選択をし、スイッチしていくことが大切だということを改めて確信することもできました。
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.