これを機に「安全であること」の根拠を示し、「安心して」商品やサービスを選んでいただきましょう!

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先週末、梅雨の合間を縫って、家族で久しぶりに「天ブラ」(天文館をブラブラ)に出かけました。ヽ(^o^)丿

喉が渇いたので、Maruya gardennsのSTARBUCKS(※1)に入って2階に上がると、「ソーシャルディスタンス」をとるべく、一つ置きにテーブルを使ってくださいと「お願い書き」が置いてありました。

荷物を置いて場所取りをしてからドリンクを買いに行く人、教科書や本を広げて長時間ゆっくりしている人、スマホを見ている人など様々でしたが、席を探してキョロキョロしていると、ティータイムを終えた二人連れのお客様が席を空けてくださり、そばにいた男性スタッフがスムーズに3人分の席を作って案内してくださいました。


久しぶりに家族で外出した先でスマートな気遣いとサービスを受けて、「まったりとした、心豊かなひと時」を過ごすことができました。帰り際にはちゃんと、テーブルの上の「洗浄済み」のカードを「使用済み」に裏返して出てまいりました。



このあと訪れた「城山展望所」(※2)から望む桜島と鹿児島市街地は、雨が灰を洗い落としてくれたようで、裾野のグリーンや建物のベージュが鮮やかに映えていました。



さて、新型コロナウイルスの感染防止対策の一つとして、「感染に備えて経路を特定しやすくするために、接客を伴う『夜の街』の飲食店の利用客に氏名や連絡先の提出を求め、店側が把握する」ことを柱とする指針を国がまとめ、併せて、東京都新宿区の業界団体がそれぞれの指針を策定したそうです。



感染経路が不明な事例が多い東京都の「夜の街」においては、人と人との距離をできるだけ2メートルを目安に空けること、マスクやフェースシールドを着用すること、また、利用客の氏名や連絡先を含む名簿を作成することなど、業界団体が策定した指針に沿って営業するお店のほうが、「安全であること」を確認できて、「安心して利用できる」のではないかと思います。

自分の個人情報をお店に提示したくない人は来店しないでしょうから、「安全であること」「安心できること」を優先して商品やサービスを選択する「素性のはっきりした人」だけがお店の顧客となるので、お店とお客様との信頼関係を築きやすくなり、また、お店のブランディングにもつながるのではないでしょうか。


新型コロナウイルス感染症の治療薬はまだ開発されておらず、「第2波」の心配がこれからも続きそうな状況下では、「V字回復」は望めそうにありませんが、これを機に「顧客管理」を徹底して信頼関係を築くことで、お店にとっても「着実」「確実」な経営を続けられると思います。


品質表示が適正ではなく「安全である」ことの根拠を示さずに、不特定多数の消費者に向かって、一つ覚えで「安心・安全」だけを唱えてアピールする事例が、地域特産品にも散見されます。


個人情報保護法を言い訳にして、かねてから「顧客管理」に取り組んでおらず、お客様との「信頼関係」が築けていなければ、「顧客だと思っていた人」は、予期せぬ災害や社会環境の変化により離れて行ってしまい、戻ってきてはくれません。


需要者は、優れた商品やサービスを提供するメーカーやお店の顧客であることに「誇り」と「価値」を感じており、提供者からの「便り」や「特典」が届くことを楽しみに待っていますヨ!


(※1)スターバックス コーヒー 鹿児島マルヤガーデンズ店

(※2)城山展望所

地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

次回をお楽しみに♪

See you.