健康食のキーワードは「麹菌」「発酵」「熟成」です。鹿児島特産の「玄米黒酢」で「自家製 梅黒酢」が出来上がりました。


九州南部が梅雨入りしてからちょうど1か月か経過しましたが、梅雨明けまでには、あと半月ほどかかりそうです。

梅雨は、田畑の耕作などには欠かせない「恵みの雨」をもたらしてくれますが、いっぽう、集中豪雨により毎年日本のどこかで大きな被害に見舞われてしまいます。今年は水害が発生しないことを願っております。<m(__)m>


先日、NHKの「チコちゃんに叱られる!」という番組を観ていて、中国ではこの時期の雨は「カビをもたらす雨」ということで「黴雨(ばいう)と呼ばれていたものを、黴(カビ)は語感が悪いということで「梅雨(ばいう)」が使われるようになったということを学びました。中国でも日本でも「梅」という言葉には良いイメージがついており、そのまま定着したのではないかということです。


さて、梅雨の時期に収穫される梅と焼酎を使って「梅酒」を作っておられる方は多いと思いますが、焼酎は「お湯割り・水割り・ロック」で飲むほうがおいしいので、我が家では毎年、自家製の「梅黒酢」を作って暑い夏を乗り切り、健康に過ごしています。

一昨年までは実家の梅の老木に生る小粒の梅を収穫しておりましたが、昨年はまったく実をつけず、また、「裏年」とやらで近所の物産館でも見つけることができずに困っておりましたが、たまたま仕事で訪れた曽於市の「やごろう農土家市」で見つけて、1kg300円税込みの梅を3袋買い求めることができました。


今年は「表年で大丈夫だろう!」と高を括っていたところ、実家の老木は2年連続で実をつけず、また、5月下旬になっても見つからずに諦めかけていたところ、「たわわタウン谷山」のFacebookに「南高梅の入荷、始まりました。今年は少ないらしいので、お早めにお買い求めください。」とお知らせがあり、さっそくその日に1kg594円税込みの梅を3袋買い求めました。

昨年の倍近い値段になってしまいましたが、大粒できれいな南高梅でした。


黒糖は毎年、「タカイの粉末黒砂糖(加工黒糖)500g」をニシムタで買うのですが、「たわわタウン」に隣接する「Aコープ」をチェックしたところ、同じ商品が同額の268円税込みで売っていたので、6袋購入しました。ひと安心(*^_^*)


そして、メインの玄米黒酢は、毎年、霧島市隼人町にある(有)長命ヘルシン酢醸造(※1)の黒酢を使用しています。

今年も2年熟成の「長命酢」(1.8リットル6,480円税込み)と3年熟成の「神命酢」(1.8リットル7,560円税込み)を使用。


代金は、梅3kgで1,782円、黒糖3kgで1,608円、玄米黒酢が3.6リットルで14,040円。合計17,430円の「自家製 梅黒酢」を5月26日に仕込みました。


仕込んでからおよそ1か月間、毎日かき混ぜてきました。
その甲斐あって、エキスを抽出した梅は程よくしぼみ、黒糖の甘みと相まって、玄米黒酢は酸味の角がとれてまろやかな「自家製 梅黒酢」が出来上がりました。

十分に熟成され、「飲み頃サイン」の豊かな香りがします。

エキスが抽出されて、代わりに黒酢と黒糖がしみ込んだ「黒酢梅」もおいしいですよ。


毎晩、妻と二人で、大さじ1杯(15ml)の梅黒酢を浄水器の水で薄めて、コップ1杯ずつ飲んでいます。

計算すると、コップ1杯当たり約50円で「自家製 梅黒酢」が楽しめることになります。


今年も「自家製 梅黒酢」で、うっとうしい「梅雨(ばいう)」と暑い夏を乗り切れそうです。


さて、次は「自家製 甘酒」づくりが待ってます!

(※1)(有)長命ヘルシン酢醸造

地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

次回をお楽しみに♪

See you.