かごしまの新特産品コンクールに行ってまいりました! !(^^)!
私はこれまで、特産品を製造してこれから売上拡大を目指そうとする事業者の皆様に、県内で開催される品評会や商談会への出品をお薦めしてきました。
それが「かごしまの逸品商談会」「うんまか鹿児島輸出商談会」「かごしまの新特産品コンクール」の三つです。
「かごしまの逸品商談会」は、残念ながら昨年度から開催されておりません。
「うんまか鹿児島輸出商談会」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により外国や県外のバイヤーを招へいできず、また、これまでのような大きな会場での対面式商談会を実施できないことから、オンラインでの商談会になったようです。
「かごしまの新特産品コンクール」は、毎年約150点の商品が出品され、また、オンラインで審査するのは難しいので開催されるかどうかを心配しておりましたが、例年より一月半遅れて開催されることがわかり、また、バイヤー向け内覧の案内が届いたときは、とても安心いたしました。
当日は、いわゆる三密を避けるために審査時間と会場を3ブロックに分け、また、食品の試食に使用するフェイスシールドがバイヤーに渡されるなど、事務局の工夫と努力で立派なコンクールが開催されました。
いつもにも増して、出品者の皆さんの説明と売り込みに熱がこもっていたように思います。特に奄美や種子・屋久の離島から出品した皆さんの熱意を感じました。
事務局からいただいた資料によると、食品部門の出品数は前年より10点減って93点でしたが、離島からの出品数は前年より1点だけ少ない14点で、全体の15%を占めていました。
私が、県内でのコンクールや商談会への出品を推奨する理由は大まかに5つです。
① 鹿児島の商品に関心のあるバイヤーや地元のお客様から、商品に対する評価や意見を直接聞くことができる。
② 自社商品のレベルや現状を体感することができる。
③ 出品票や見積書を書くことで、自社商品を見直す機会となる。
④ 商品陳列やプレゼンテーションのやり方を学ぶことができる。
⑤ 多額の経費をかけず、地元から需要が拡大していくことが期待できる。
今回初めて出品した方のFacebookに、「出品してよかった!」という感想と、私が出品を推奨する理由と同じようなことが書いてあるのを見て嬉しく思いました。(*^-^*)
会場で、出品者の皆さんに最近の売上動向や経営状況をお聞きしたところ、昨年10月に消費税が増税されたことで消費マインドが減退し、また、それに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの感染拡大により観光客等が激減したことで、空港や駅の売店、地元の物産館や自店舗の売上が激減してきているそうです。
すでにホームパージをお持ちの事業者はオンラインショップでの売上が増えてきており、いっぽう、まだホームページを持たない事業者は持続化補助金を申請してホームページを急いで作りたいとおっしゃっていました。
地域彩生が連携しているWebコンサルティング会社からも、EC機能を装着したホームページの作製依頼が増えてきていると聞いています。
ホームパージができてからオンラインでの注文が増えていくまで時間がかかると思いますが、リアル店舗での売上が激減してきている現状の中でオンライン店舗を持たなければ、お客様(顧客、潜在顧客)に買ってもらうためのチャンネルや手段がなくなってしまうのです。
地域彩生は、リアル店舗とオンライン店舗の両方で「お客様に買っていただくための戦略」を一緒に立てて、「稼ぐビジネス」をお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.