阿久根市へのマイクロツーリズムを楽しみました! !(^^)!

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先週は南薩摩へのマイクロツーリズムを楽しんだ写真を紹介しました。

今週は北薩摩の「阿久根市へのマイクロツーリズム」(※1)で撮った写真を紹介します。


阿久根に向かった一番の目的は、ボンタンを買うことです。「ボンタンを買うなら阿久根の泰平食品」と決めていて、例年は照国神社の縁起初市に出店しておられるときに買い求めるのですが、新型コロナウイルスの影響で今年は中止とお聞きしたので、阿久根まで買いに行きました。

自宅がある鹿児島市星ヶ峯から「薩摩焼の里 美山」を経由して国道3号線に出て、南九州西回り自動車道を乗り継ぎ約90分で、この日の一番の目的地である阿久根市大川の「泰平食品」に到着しました。(※2)



ぼんたん漬の製造が最盛期でお忙しいのにも関わらず、下薗社長が待っておられて、説明しながら工場を案内してくださいました。工場内には、ボンタンの爽やかな香りが広がっていました。


最初は、一番外側の「黄色い皮」を機械で薄く剥く工程です。泰平食品さんでも数年前まではこの工程を手作業でしていたそうで、この機械を導入したことで作業効率が格段に良くなったそうです。

次は、ボンタン特有の「白くて厚い皮」を剥く工程です。泰平食品さんの「ぼんたん漬」には「舟切」と「青切」があり、「舟切」にはこの「白くて厚い皮」を使うので、熟練した従業員さんの手作業で丁寧に剥かなければなりません。

「青切」は、まだ青いうちに収穫したボンタンを丸ごと機械でスライスして作るので、作業時期は「舟切」とは異なります。

私は、ボンタンの外側の皮と中側の小袋を剥いて廃棄し、果肉だけを食べますが、泰平食品さんでは「白くて厚い皮」だけで「舟切」をつくり、果肉はブリのエサとして長島町の養殖業者に引き取ってもらうのだそうです。


また、機械で剥いた外側の「黄色い皮のエキス」は、皆さんもよくご存知の「セイカ食品のボンタンアメ」に使われるそうです。

すべての企業と個人が環境保全に取り組まなければなりませんが、泰平食品さんでは近隣の異業種が連携することで、できるだけ廃棄物を削減しようと取り組んでおられることを知り、とても勉強になりました。



自家需要向けのボンタンでも小袋を丁寧に剥いて並べると、薄いピンクの果肉はどう見ても高級フルーツです

私の年代には「船の形をした舟切」と「丸くスライスした青切」のほうが馴染みがありますが、今では「一口サイズにカットしてピロ包装した商品」のほうが物産館やお土産品店でよく売れているようです。

初めてのぼんたん工場の見学はとてもワクワクした体験で、また、いろんなことを教えていただいたあとで食べると、一層おいしく感じました。


「道の駅 阿久根」は、泰平食品さんから500メートルも離れていません。

この日は天気が良くてドライブ日和で、駐車場も満杯でした。



お店には東シナ海で獲れた海産物や、その加工商品が所狭しと並んでいます。


レストラン「うみのまち食堂」でランチしたかったのですが、満席だったので車で市街地方面に15分間ドライブして、北さつま漁協が経営する阿久根漁港の「市場食堂ぶえんかん」に向かいました。(※3)


刺身定食、寿司定食、海鮮丼など目移りしてしまうほどたくさんの魚介メニューの中から、家族3人で「平目のにぎり寿司定食」「タカ海老のエビフライ定食」「ミックス魚フライ定食」をいただきました。

平目のにぎり寿司は「ネタの良さで旨し!」、エビと魚のフライは「サクッ、ふわーで旨し!」といった感想です。とてもおいしかったですよ。(*^-^*)


肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅は、2013年に駅舎が改修され、「にぎわい交流館阿久根駅」となったようです。

駐車場との間に植えられたボンタンの木と、大漁旗をデザインした自動販売機がいかにも阿久根らしい演出です。


駅舎の中は暖簾や木材が「レトロ&和風」といった感じで、とてもゆったりとした空間になっています。

「ランチしたり、お茶したり」する機会を改めてつくりたいと思います。


昨年11月に立ち寄った「たい焼きとお土産処イワシビル」でいただいた2種類の鯛焼きとコーヒーがとてもおいしかったので、この機会に写真を掲載しておきます。(※4)


2月中旬にはサワーポメロが旬を迎えるようで、とても楽しみです。ヽ(^o^)丿


(※1)マイクロツーリズム

(※2)泰平食品

(※3)市場食堂 ぶえんかん

(※4)イワシビル


地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v

次回をお楽しみに♪

See you.