地域において、事業者と行政・団体が情報を共有し、双方の想いや期待を合致させることが大切です。
四月になって、満開だった桜は少しずつ葉桜に変わり、わが家の庭には、バラ、オキナグサ、ナルコユリが風に揺らいでいます。
ウォーキングコースの途中にある交番の花壇のシバザクラは、4月になってマリーゴールドに植え替えられ、また、歯医者さんの花壇にも色とりどりの花が咲いて、「新年度の彩り」が鮮やかです。
さて、4月2日、「デジタル庁」の設置を柱とする「デジタル改革関連法案」が衆議院内閣委員会で可決されました。
また、南日本新聞の異動欄を見ると、鹿児島県庁や市町村役所にも「情報システム課」「デジタル推進課」「スポーツ振興課」「ふるさと納税対策室」「新型コロナ感染対策室」等、2023年の国体や昨今の全国的な課題などに対応するための部署が新設されたことがわかります。
新しい部署が設置されるということは、その部署が推進する新しい事業が計画されているということです。もちろん、地域住民の生活インフラを整備するための事業もありますが、地域の事業者がビジネスを拡大するために活用できる事業もあるはずです。
かねて、事業者の皆様からのご相談をお聞きしていると、
○自分に必要な情報がどこにあるのか、誰に聞けばいいのかがわからない。
○自分が所在する役所がどんな事業をしているのかも知らないし、わが社を所管する部署や担当者のことを知らない。
○わが町の役所は、隣町と違って何もしてくれない。
という声をよく耳にします。
いっぽう、地域の事業者が抱えている課題や描いているビジョンは「千差万別」であるにもかかわらず、「十把ひとからげ」にして「自走してほしい」と願っている行政マンもいます。
同じ地域において、事業者と行政・団体が情報を共有できず、また、双方の想いや期待が合致していないことは非常にもったいないことです。
行政マンが一円の事業者を訪ねることは難しいので、事業者のほうから役所の企画課・商工観光課・農林水産業課・経済課等、事業を推進する部署を訪ねて歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
地域彩生Labは、行政や関係団体の皆様と連携し、事業者の皆様が持続的に安定した経営を実現するための「稼ぐ力」を身につけることをお手伝いするとともに、地域経済の活性化とビジネスをサポートする会社です。お気軽にご相談ください。(※1)
(※1)地域彩生Lab
地域彩生コーディネーターの櫨山でした。(^_^)v
次回をお楽しみに♪
See you.